2014年7月28日月曜日

【新幹線Story Vol,8】 正確すぎる停車位置 (久瀬)


皆さん、こんにちわ。
梅雨も終わって、本格的な夏到来ですね。
こんな僕にも大学生の時がありました。その時は約2カ月の夏休み。
夏を満喫するというのはそれぐらいの休みがあってもいいかもしれませんね。

最近、新幹線の話題をよく掲載するのですが、どんどんマニアックな話題になっている気がしてなりません。
でも、私は諦めずに皆様のお茶の間に新幹線と鉄道の話題を届け続けます。

今回のテーマは『正確すぎる停車位置』です。
新幹線によく乗られる方々はホームに待っていれば正確に停車すると思っていませんか?
新幹線はコンピュータで自動制御されて正確に停止していると思っていませんか?

【違います!】

停車する時の最終ハンドリングは運転士の経験と勘です。
当然、勘が鈍らないように相当の訓練をしていると思いますが、本当に正確です。

でも、経験と勘だけでは正確に停車しません。
それはホームにある停車札を見て正確に停車します。




写真を見て下さい
これは名古屋駅のホームで激写したものですが、見事に運転士の横にピタリ。
これを目印にして運転士は16両もある新幹線を正確に停車させているのです。

ブレーキを強くしたら、車輌の揺れが強くなるし、逆にブレーキを弱くしたら停止線を越えてしまい
お客様が新幹線に乗れません。この微妙な動きを運転士の皆さんは経験と勘で新幹線を操っている。
いわば神業です。

何気に乗る新幹線。時間に正確、無事故など、この環境が当たり前と思っている新幹線。
これからの出張の際はいつも感謝の気持ちを持って乗るようにしたいですね。

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